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2012/10/08

この一言がアナタを救う(カモ)!? - 知って便利な簡単イタリア語

先回の記事では「バチカン大聖堂の屋根で男が抗議、横断幕に『伊首相はうんざり』」というニュースについて取り上げました。

その際、横断幕に書かれたイタリア語の「抗議文」をオマケ的に転記したモノを文末に添えたのですが、そこに「BASTA」という単語が繰り返し使われていました。

この「BASTA」というコトバ、「BASTA MONTI」で「モンティ(首相)にはウンザリだ」と訳した通り、キホン的には「もう十分("enough")」という意味をもっています。

なので、例えばレストランなどでウェイターさんが料理を取り分けてサービスしてくれたりする際にも、こんな風に使われたりします↓

Basta, grazie」(もうその位でいいです)

つまり、お皿に取り分けてもらった量がもう十分なので、「それ以上盛らないで!」とストップをかけたい時ですね。

皆さんもお察しの通り、イタリアの食事はとにかく日本人的には量が多すぎ!!まァ最近こそ都会のミラノなどでは「比較的」リーズナブルな量で出してくるところも増えてはいますが、地方都市では未だにトンデモない量がデフォルトの場合が多いです。

モチロンどうしても食べ切れなければ残しても失礼には当たらないのですが、もともと胃袋のサイズが全然違うイタリア人のコト、時には「味は好きだけど量が多すぎて・・・」というロジックが理解してもらえず、チョッピリ気まずい雰囲気になってしまうことも。

だからといってその場は無理してがんばって食べちゃったりすると、今度は後で自分がキモチ悪くなったり、お腹をこわしてしまったり。で翌日のミーティングではフラフラヘロヘロ、肝心の仕事に集中できず・・・なんてなった日には目も当てられませんよね。

そんな苦しい事態をぜひとも避けるためにも、この「BASTA」という魔法のコトバ(?)を覚えておかれることを心よりオススメします !

上には「ありがとう」の「Grazie」を添えて「Basta, grazie」とより丁寧な形にしていますが、「Basta」だけでも意味は通じます。

発音もカンタンで、字面のまんま「バスタ」でオッケー。ただし「Grazie」の方は、「グラーチェ」よりも「グラツィエ」と言った方が、より「ぽく」聞こえます。御参考までに ^^

ということで、お食事前には

Basta, grazie」(バスタ、グラツィエ

の復唱をぜひお忘れなく!?

あ、ちなみに「応用編」としては、「Basta, basta!」(バスタ、バスタ)というのもあります。

「Basta, grazie」と一度言っても、相手が聞こえなかったのか、コッチが遠慮してると思ってるのか、そのまま盛り付けをやめてくれない時用ですね。(コレが結構あるんです・・・)

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