QLOOKアクセス解析

2012/10/12

イタリアの水道水って、飲めるの? - イタリアの水事情



「ホテルの水道水って、飲んでも大丈夫?」

こんな質問をよく日本からいらしたお客様にいただきます。とりわけ、インドや中国など、水事情の悪いといわれる国で超絶トラウマ体験をされた方ですね(笑)

なんでもこの辺の国では、歯磨きの水がチョット口に入っただけでお腹をこわすこともあるとか。当然そんな水で洗ってある生野菜のサラダなども御法度だそうで、アアおそろしや…

さすがにイタリアの場合はそんな心配はなく、基本的には日本同様キチンと消毒されてるので、ホテルの部屋でバスルームの水道水を飲んでも特に問題はありません。

ただし、一般的にイタリアの水はいわゆる「硬水」でカルキ(石灰分)が多く含まれているため、日本の軟水と比べると決して美味しいとはいえません。(私自身は鈍感なのか、そこまでマズイと思ったことはないのですが^^;)

また普段飲み慣れないタイプの水、という意味で、体質的に胃腸の弱い方や、疲れている時にガブ飲みしたりすると、お腹がビックリしてピーになっちゃうことも、場合によってはあるようです。

ということで、質問の答をもう一度まとめますと、

(1)
歯磨きや洗顔・シャワー、はたまた薬を飲むためにチョット、という程度ならモチロンのこと、もう少しまとまった量をコップで飲んでも、基本的には大丈夫。
(2)
ただし「今回は仕事で来てるし、そういった万が一の可能性も排除しておきたい」ということであれば、冷蔵庫のミネラルウォーターを飲んだ方がより万全。

といった感じでしょうか。

ちなみに(って、ご存知の方も多いかもしれませんが)、イタリアの場合、ミネラルウォーターにはガス入り(いわゆる「炭酸水」)とガス無しの2種類がありますので、冷蔵庫から取り出す時は御注意を。

見分ける目安としては、青っぽいラベルに「Frizzante」と入っているボトルがガス入り、ピンクっぽいラベルに「Naturale」と入っている方がガス無しの場合が多いです(以下ラベルの一例を・・・)。

 

ガス入り↑         ガス無し↑

もちろんメーカーによって例外(見分けのつきにくいラベル)もありますが、そこは運ということで ^^

0 件のコメント:

コメントを投稿