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2012/10/21

イタリア人の心のフルサト!?イタリア・バール(BAR)の楽しみ方

(イタリアの街の光景には上の3文字が欠かせません 笑)

ひとつ前の記事の最後で「アポ先に早めに着いてしまった時は、近くのBAR(イタリア式カフェ)でチョット一服されてみては?」なんて、勝手にオススメしてました ^^;

でこの「BAR」、「バー」ではなく「バール」と発音します。どんな寒村(!)にも必ずあって、朝から夜まで老若男女、とにかく誰もが立ち寄る場所、といった感じです。

なので、お店によっては(特に田舎の場合)、タバコやバスの切符やトトカルチョ、さらには文房具やオミヤゲなども販売したり、とまあコンビニの無いイタリアではチョットしたコンビニ的存在ですね。

ちなみにイタリア人はみんな自宅や勤め先の近くに「マイバール」を持っていて、なじみのバリスタや他の常連さんと世間話に話を咲かせるのが日課(笑)あと置いてある新聞をタダ読みしたり ^^;

とにかく朝食にランチに夕方のアペリティフにと、いろんな形でバールを活用しているイタリア人を見ていると、本当にバールの存在が人生の一部、DNAに組み込まれてるんだろうなー、と思います。

(気候のいい時期には外にテーブルが置かれます)

それでは以下、イタリア式バールの使い方・基礎編(?)を、御参考までに・・・

まず中に入ると、バリスタ(バーマン)のいる大きな立ち飲み用カウンター、その横あたりにレジ、そしてお店によっては幾つかのテーブルが目に入ってくると思います。

座ってゆっくりする場合は日本式にお店の人が注文を取りに来てくれますが、「サッと立ち飲み」の場合は先払いが基本。なので、流れにすると次のような感じです。

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飲みたい物を(頭の中で)決める。
       ↓
レジ(CASSA「カッサ」)に行って
飲みたい物の名前を言い、その分のお金を払い、
レシート(SCONTRINO「スコントリーノ」)を受け取る。
       ↓
レジでもらったレシートを持ってカウンターに行き、
バリスタに飲みたい物の名前をもう一度言って注文する。
       ↓
バリスタがレシートをチェックした後、
ドリンクを作り始めるので、そのままカウンターで待つ。
       ↓
ドリンクが出てきたら立ったまま飲み、飲み終わったら
(できれば)「グラーツィエ(ありがとう)」と言って店を出る。
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・・・ナンテ文章にすると何だかメンドくさそうですが、しょせんは「ほしいドリンクにありつく」だけのコト、とにかくドリンク名さえ相手に伝われば、あとは何とかなっちゃいます ^^

立ち飲みスタイルなら注文してから店を出るまで10分もあれば足りますし、ホンの数ユーロでイタリア文化のエッセンスを体感?できる「バール」、ぜひ一度はお試しを!

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