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2012/12/05

イタリアって、コンビニ・・・無いの??

↓日本ならどこに行ってもヨリドリミドリなんですが…↓

これも初めて日本からいらしたお客様によく訊かれる質問なのですが、その答は・・・「ハイ、キホン的にはありません、マル」

・・・とバサリと言われても、日本では空気のようにアタリマエなモノなのに「ななななぜだ!!」とナットクいかないですよね。

っていうか私も来た当初は同じリアクションでした(遠い目)。なのでその理由ですが、主に考えられるのは以下3点でしょうか。

(1)基本ニーズがない
要するに「これまで無しで生活できてきたんだから、別に今さら必要ないでしょ」という単純な理由ですね^^; わざわざ夜中に買出しに行かなくたって、昼間に済ませておけばいいじゃん…みたいな?

(2)治安がメチャ悪い
やっぱりコレが一番大きな理由だと思います。銀行や郵便局など、マジ日本の比じゃないくらい強盗事件が多いので、夜通し開けてるコンビニなんてもう「どうぞ襲ってください」といわんばかり(笑)

(3)組合が反対する
イタリアの場合、各業界ごとに組合がタテ割りになっていて、その発言力も強大。なので、「そんな時間外に社員を酷使して」とか「そんなアブナイ環境で働かせるなんて」など抵抗も大きいようです。

(4)夜勤レジ志願者が超少ない(多分)
イタリア人的にはやっぱり「夜は働かずに寝る(or自分の時間に使う)…というのが人間本来の姿!なのでいくら会社に言われたとしても、できることならやりたくない…」と思ってるコトが多い?

ただし(1)については、ミラノやローマなどの都会に限っていえば、必ずしも当てはまらない、というか、そういうニーズって実は結構あると思います。

タクシーやバスの運転手、病院勤務・道路清掃の人などなど、ちょっと考えただけでもイレギュラーな時間帯でシゴトをしている人がたくさんいますし。

また「モヴィーダ」と呼ばれる「夜遊び命!」な人達や夜中に到着する旅行者も多いですし、映画や劇がハネて外に出れば大抵0時前後になってますし。

それでもコンビニが一向に普及しないのは、やっぱり(2)の治安の悪さがネックでしょうね~なんてったってミラノは治安度全国ワースト2位ですから…↓

関連記事:
ミラノを数字で見てみると・・・? 2012年度版イタリア全国「生活の質」調査の結果から

ということで、イタリアでは数十年前の日本に戻ったつもりで(!?)お水やスナックなど、夜ほしくなりそうなモノは極力昼間に仕入れておくのが得策かと^^

ちなみに、ミラノ市内のスーパーの場合、最近は夜9時くらいまで開いている所が多いので、夕方アポ先からホテルに戻った後でも十分間に合いますよ。

(って日本じゃそんなの昔からアタリマエですが、イタリアではつい数年前までほとんどのスーパーが平日は19:30まで、日祝は完全定休だったんです~)

2012/10/17

イタリアのテレビ天気予報は、「お天気お姉さん」ならぬ・・・?!

こんなキャスターの方が・・・(ちなみにコスプレではありません ^^;)↓

日本からいらしたお客様といろいろお話をしていると、「あのう・・・アレって、一体ナンなんですか・・・??」「一瞬ギョッとしたんですけど・・・」とよく訊かれることがあります。それは・・・

そう、イタリアのテレビで放送している「天気予報」についてです。

日本でテレビの天気予報と聞いて、真っ先に思い浮かぶのは若くてキレイな女性キャスターですよね。モチロン場合によっては男性の気象予報士のコトもありますが、キホンはやっぱり「お天気お姉さん」。

ところがイタリアでは天気予報で登場するのは、そのほとんどがムクツケキ男性。しかも肩章・勲章ビッシリのイカツイ軍服に身を固めてイル!!いくら顔はニコヤカでも、これは確かに一瞬「ひるみ」ます。

でなぜそんなコトになってるかというと、イタリアの場合、天気予報を出す「イタリア気象局」という組織が、イタリア空軍に属する国家機関になるからなんですね。

日本も含め多くの国では「気象組織」といえば民間なのに、イタリアの場合はなぜか「歴史的経緯があって」軍の組織になってるんだそうです。(Wikipediaより)

-----御参考までに、イタリア気象局のイタリア語正式名称は、「Servizio Meteorologico dell'Aeronautica Militare(空軍気象部)」といいます。-----

なので、気象局の本部はモチロン空軍基地内!そこで解析された結果が、軍をはじめ民間航空・政府機関・マスメディアなどに配信される、というワケですね。

・・・とまあココまでわかれば、確かにバリバリの現役軍人さんがリッパな制服姿で「お天気オジサン」を勤めるのもナルホドとは思うんですが、やっぱりいまだに違和感が・・・

とはいえ、最近こそはフツーのスーツで「カムフラージュ」した軍人さんとか、男性ではなく若い女性軍人さん(でもやっぱり制服姿)が登場するパターンも増えてはいます。

でもって空軍司令本部で最先端技術を駆使・解析した産物のハズのTV天気予報、コレがまたなぜかあまり「当たらない」というのも、「フシギの国イタリア」な次第で(笑)

2012/10/05

イタリアの失業率って、どのくらい?

「我々にLAVORO(仕事)を!」

先回の記事で「イタリアの平均賃金」を取り上げたので、統計ついでに(?)もう一つ、「よくある質問」横綱級(!)の「失業率」について調べてみました。

以下、2つのWEB記事をまとめた内容です。↓

----------------------------------------------------------
イタリア政府中央統計局のデータによると、
イタリアの失業者総数は2,744,000人、
失業率にすると10.7%。(2012年8月時点)

この数字は前年同期比で2.3%の上昇となり、
2004年以来最悪の水準。

若年層(15-24歳)の失業率はとりわけ深刻で、
35.3%という高水準。(=618,000人)。

またイタリアは南北間の経済格差が大きいため、
南部若年(15-24歳)女性だけを対象に絞った場合、
失業率は48%(二人に一人!)にも達する。

もう一つの傾向は、非正規労働者の増加。
今年第2四半期の時点で250万人、
パート労働者を加えると300万人に達し、
こちらも統計史上最も高水準。

ユーロ圏(加盟27カ国)全体で見た場合、
失業者数約3500万人、失業率が11.4%

こちらもユーロ導入以来最悪の数字で、
やはりギリシャとスペインの影響が大きい。

ちなみにギリシャとスペインの失業率は、
それぞれ25.1%と24.1%。

元記事:
-"Disoccupazione 2012: in Europa e all'11,4%"
-"Istat, disoccupazione record nel 2012 - Dal '99 non avevamo un dato cosi negativo"
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といった感じです。

ウ~ン、ある程度わかってはいましたが、こうやって改めて数字を突きつけられると、改めて暗ーいキモチになってきます・・・とりわけ、

(1)南北間の失業率の開き  ←南北間の経済格差
(=北部にばかり経済活動が集中し、南部には何も産業がない)

(2)非正規労働者の増加  ←硬直的な雇用制度
(=組合が強く、ひとたび正規採用するとよっぽどのことがない限り解雇できない)

といったイタリアが昔からずーっと抱えている構造的問題をモロに反映しているのが気になりました。

実際、自分の周りを見回してみても、若い人はコールセンターでパートのオペレーターをしてるといったパターンがほとんど。それでもミラノのような北では仕事にありつけるだけマシなのかもしれませんが。

さてこれらの数字、来年はどうなるのでしょうか・・・!?まぁ劇的な改善は難しいにしても、せめて「記録更新」が止まってくれることを祈って。

2012/10/04

イタリア人の平均月収って、どのくらい?


ビジネス通訳をしていて日本のお客様によく訊かれる質問トップ10の中に、「イタリアの平均賃金って、一体どのくらい?」というのがあります。

その度に「そうですねえ、業種や役職によっても全然違いますし、ゴニョゴニョ・・・(でもそれって日本も同じですよね多分^^;)」なんて調子でおよその見当で数字をお出ししてお茶を濁しておりました・・・

でも偶然にもつい先日また同じ質問をお客様からいただき、「よーしせっかくブログも立ち上げたことだし、このあたりでひとつマジメに?調べてみるか!」と、今更ながら思い立った次第です。

でネットでいろいろ探したところ、以下の記事が見つかったので、とりあえず日本語に要約してみました。

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「イタリア人の平均月収は1300ユーロ以下、新規採用時はわずか900ユーロ」
2012年5月28日付「Il Sole 24ore」(イタリア版日経新聞)サイトより
---------------------------------------------------------------
(1)
2010年度イタリア政府中央統計局データによると、
イタリア人の平均手取り月収は1286ユーロ

(2)
特徴としては男女差が非常に大きく、
男性のみの平均が1407ユーロなのに対し、
女性のみの平均は1131ユーロ。

(3)
ついでに外国人の場合は更に低水準で、
973ユーロどまり(=イタリア人平均の-24%)。

(4)
もう一つの特徴は、勤続年数によって
給与レベルに大きな開きがあること。

新規採用時は900ユーロ以下で始まり、
勤続3-5年でもまだ1000ユーロ、
勤続20年でようやく1300ユーロに達する。

元記事:
"Lo stipendio medio netto degli italiani non supera i 1300 euro, ai neoassunti solo 900"
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・・・だそうです。

ただし実際には、上記の月収にプラス1-2ヶ月分が日本のボーナスのような形で年末に出される場合も多く、業種によっては他にもプラスのベネフィットがあるようなので、「年収」ということで見ればもう少し多くなりますね。

でもそういったベネフィットを含めたとしても、もう一つの別記事によれば、この平均水準って、ナント全EU加盟国中スロバキア、マルタ、スロベニア、ポルトガルに次いで「ビリから5番目」なんだそうです(=あのギリシャやスペインにも負けてイル!)。

元記事:
"Stipendi: i dipendenti italiani guadagnano meno di greci e spagnoli."

ホントに地方都市ならまだしも、東京とさして物価の変わらないミラノなどの都会では一体みなさんどうやって暮らしているのか、個人的にはずーーーっと「イタリア7不思議」のひとつだったのですが、ウーンますますわからなくなりました。。。