QLOOKアクセス解析

2013/03/11

イリーカフェ(illycaffe')社、2015年ミラノ万博公式パートナーに コーヒークラスターの推進に期待

この丸い取っ手がトレードマーク↓

この週末フラッとミラノ万博公式サイトをフラッとのぞいてみると、またもや公式参加国数がひとつ増え、123カ国に。早速ニュースページをチェックしてみると、チェコ共和国でした。


またそれ以外にも、クラスター関連でニュース発見!

それは、イタリア大手コーヒーメーカーのイッリーカフェ(illycaffe')社が、このほど2015年ミラノ万博(Milano Expo)の公式パートナーとして正式に契約を結んだとういうもの。

                          左:アンドレア・イッリー(Andrea Illy)Illy Caffe' S.p.A.社CEO
                          右:ジュゼッペ・サラ(Giuseppe Sala)Milano Expo S.p.A. 社CEO

イッリーカッフェ(illycaffe')社1933年創業の老舗。現在は3代目社長アンドレア・イッリー氏のもと、日本にも数年前に進出し、都内を中心にイタリア式カフェを展開しています。

イタリア国内では、その製品に対する高い評価はモチロンのこと、デザイン、アート、建築とのコラボなども幅広く行っていて、異色の存在感を放つブランドとして知られています。

2005年から続いている「galleria illy」プロジェクトの紹介 ↓

今回の契約金額はキャッシュで300万ユーロ、プラスその他の各種サービス面で175万ユーロ規模とのこと。今後はコーヒークラスターの企画・促進役としての期待が高まりそうです。

ちなみに「クラスター」というのは、先回の記事にも書きましたが、今回のミラノ万博の目玉?ともいえる、事前に選ばれたテーマ別に複数国が集まって行う、ワークショップ型展示モデル。

そのうちのひとつ、今回イッリー社が参画するコーヒークラスターの概要は現在のところ以下の通りとなっています。↓

・主要展示テーマ:「大地からコーヒーカップまで(Dalla terra alla tazzina)」
・万博会場内における展示スペース:約4500平米
・参加予定国:世界のコーヒー生産国(エチオピア、ガテマラなど約10カ国

内容的には、参加各国がもつ経験やノウハウ、アイデアなどをシェアし、将来的な協力体制や持続的コーヒー栽培モデルの模索など、総合的なコーヒー文化の促進を目的としたものとなる予定とのこと。

そこに今回イタリア式エスプレッソコーヒーのスペシャリストであるイリー社がクラスター推進役として加わったことで、その展示内容がより多彩で楽しく、魅力的なものになることが期待されてるワケですね。

具体的には、以下のような企画が検討されているようです↓

(1)コーヒーのテースティングコーナー設置
(2)コーヒーをテーマにしたワークショップやお楽しみイベントの開催
(3)コーヒーとアートを融合させた各種展示
(4)ミラノ万博限定エスプレッソ用コーヒーカップコレクションの販売

(3)に関しては、世界的著名カメラマン、セバスチャン・サルガド氏撮影の芸術的写真の展示や、コーヒー繊維を使ったアパレル(!)の展示なども予定されてるとのこと。

セバスティアン・サルガド(Sebastiao Salgado)氏とイリー社コラボ写真はコチラに↓
SALGADO: A TRIBUTE TO FARMERS (イッリー社公式サイト内) 注!音が出ます!

また、イッリー社はもともと「エコ」への取り組みにもかなり熱心で、今回のクラスター展示に関しても、基本的にはすべて「環境にやさしい」素材を使う意向でいるそうです。

ウ~ンこうやって見てみると、確かに通りいっぺんではない、ユニークな展示が期待できそうですね~~ということで、コーヒークラスターの今後の展開を楽しみに・・・!?

参考リソース:
-Expo, Reached Quota 123 (ミラノ万博公式サイト)
-illy takes part in the Coffee Cluster (同上)
-illycaffe official partner of EXPO 2015 for the Coffee Cluster (イりー社公式サイト)

2013/03/06

2015年ミラノ万博(Milano Expo) 正式参加国数は122に 「クラスター」もチョッピリ進展?


久しぶりにミラノ万博オフィシャルサイトをのぞいてみたら、いつのまにやら参加国数が122になってました~

確か昨年末の時点では118ヶ国だったっけ…と思いながら、ニュースページを見てみると、その後ヨルダン・セルビア・バーレーン・欧州委員会(European Commission)が、立て続けに正式参加を表明してました。

そして、万博参加国の決定と同時に、今回のミラノ万博の目玉(?!)ともいえる展示モデル、「クラスター」の方も少しずつながら動き始めているようで、数日前に計15カ国が参加契約書に署名したとのことでした。

参考リソース(公式サイトより、英語)↓

ちなみに「クラスター」というのは、従来の参加国別の「タテ割り」展示に加えて、いくつかのより広範なテーマを選び、それに対して関心や関わりの深い国が複数共同で展示やワークショップを行う、というプロジェクトです。

クラスターのより詳しい説明はコチラ (公式サイトより、英語)↓

今回のミラノ万博では、全部で9つのクラスターが既に決まっています。具体的テーマは以下の通り。(各クラスターの横には、現時点で参加を表明している国名を入れました)

*食物連鎖(Food Chain)系クラスター

(1)米 (Rice):シエラレオーネ
(2)穀物および塊茎 (Cereals and Tubers): モザンビーク、ハイチ
(3)スパイス (Spices): タンザニア、バヌアツ、アフガニスタン
(4)ココア (Cocoa): カメルーン、ガーナ
(5)コーヒー (Coffee): イエメン、ケニア
(6)果物および豆類 (Fruits and Legume): コンゴ、ギニア

*全世界的テーマ(Global Issue)系クラスター

(7)乾燥地帯における農業と栄養摂取 (Agriculture and Nutrition in Arid Zones):
モーリタニア、エリトリア、パレスチナ
(8)島、海と食 (Sea, Islands and Food)
(9)地中海式ライフスタイル(?) (Bio-Meditteraneum)

現時点で参加表明をしているのはアフリカ系の国がほとんどですが、お米のクラスターなどは、コメを主食としている日本をはじめ、アジア諸国も今後の参加が期待されているようです。

こういう「共同展示」って、確かにコンセプトとしては面白いと思うんですけど、実際いろんな国が多数参加するとなると、果たして内容的にうまくまとまるのか?ってとこは気になりますね^^;

2013/02/20

イタリア初?! ミラノでコンビニ(のようなモノ=24時間営業&年中無休スーパー)を発見~

つ、つ、ついにイタリアにも・・・

ホンの少-しずつながらも、春の気配を感じられるようになってきた今日この頃。

そんな陽気に誘われるように、普段なら地下鉄でササッと移動しちゃう通りをお散歩がてら、ブラブラ歩きだしてみたところ・・・ ン?こんな看板を発見↓


えーと「7」は7日間でしょ、で「24」は24時間で、ってことは・・・ハイ!年中無休&24時間営業のスーパーを発見してしまったのでした~

吸い寄せられるように中に入って、早速カスタマー係のおネエさんに訊いてみると、「ハイ、確かにその通りです」とのコンファームが♪

ただし、と続いて説明されたのは、「深夜0時以降の時間帯は、防犯上の理由で現金を扱えないため支払いはカードのみ」とのこと。

ナルホド、確かに日本と比べてはるかに治安のよくないイタリアのこと、この位の制限つき営業になるのは仕方なかったんでしょうね。

ちなみに下の動画では夜の店内の様子が見られます。
明るくてイイ感じ、でもガードマンが控えてるところは、やっぱりイタリア!?

【動画】A Milano il primo supermarket aperto 24 ore su 24 (最初10秒位は広告が・・・)

キホンそんな深夜にスーパーに行く必要性ってあまりないと思うんですが、例えば短期の出張で昼間はアポや移動で忙しくて時間が取れない、なんて時には便利かもしれませんね。

このスーパーの界隈は多くのレストランやピッツェリアが集まっているので、近くで夕食をとった後、スーパーで水やオミヤゲなどを買い物してホテルに戻る、という使い方はアリかと。

あとは、パック入りのサンドイッチや「なんちゃって(?)寿司折」など、お手軽スナック・夜食系がソコソコ置いてあるのも便利カモ?

あ、ただあくまでも「スーパー」ですので、売り物は食品・ドリンク類がメイン、日本のコンビニのようなタバコの扱いはありません。

そんな次第で、商品の品揃えや支払方法など多少勝手の違う点はありますが、まずはミラノにも24時間営業のスーパーができたというのは大ニュース!

・・・との感動?も冷めやらぬまま帰宅後、早速ネットでチェックしてみると、ナンのことはない、カレコレもう5ヶ月近く前から24時間営業してたのでした。。。

場所的には、中央駅・ガリバルディ駅から中心街方面に歩いてそれぞれ10~15分ほど。地下鉄だと3号線のレプブリカ(Repubblica)が最寄駅になります。

ホテルでいうと3ツ星の「Cervo」が最短、徒歩1分!他には「Windsor」「NH Touring」「UNA Tocq」「Principe di Savoia」「Westin Palace」あたりが近いです。

【お店情報】
名前:Carrefour Market (ようするに「カルフ~ル」^^)
住所:Piazza Principessa Clotilde, 10A   Milano
電話:0229006028


大きな地図で見る

 参考記事:

2013/02/07

イタリアの大学事情に関する数字とチョットしたトリビア(らしきもの)

イタリア中部・ボローニャ総合大学の紋章。
創立1088年!(=ヨーロッパ最古)

先回の記事で、イタリアでは大卒の人は「ドクター」の称号が使える=日本とは比べものにならないくらい大学を卒業するのが難しいと書きました。

今回は、イタリアのそんな大学事情を物語る数字を以下、いくつか御紹介してみます。

----------------------------------------------------------
イタリアで大学に進学する生徒数は、280,144人(2011-2012年)。この10年間で約50,000人(ほぼ大学1校分に相当)減少している。

上の数字を大学進学「率」にすると、47%。ン?これだけ見ると日本とあまり変わらなそうな感じですよね。ところがドッコイ・・・

なにせ入学した後の勉強や試験がハンパなく大変なので、最後まで残って卒業できる学生はナント2割にも満たないとの話!

結果、イタリアの30-34歳人口に占める「大卒者の比率」は、わずか19%

全EU平均の30%には程遠く、全人口比でみても、大卒者率はOECD加盟36ヶ国中34位(ほとんどブービー^^;)という低い水準に留まっています。

参考リソース:
Universita, 50mila iscritti in meno in 10 anni (RaiNews24)
----------------------------------------------------------

ウーンこうやって見ていくと、イタリアでは無事に大学卒業までたどり着く学生は、ホントにごくごくひと握りの優秀頭脳であることがよーくわかりますね。

問題なのは、そうやってヘタすると30歳近くまでガンバって卒業しても、逆に歳とってる分、高卒の若者以上に就職口が無い、という現実なんですが…

さてここから下は、気を取り直して(?)イタリアの大学事情に関するチョットしたトリビアを4つほど並べてみました。お時間と御興味のある方はどうぞ。

----------------------------------------------------------
(1)大学に入試はありません。(ただし医学系など一部の定員制学科は例外)

そのかわり高校卒業時に高卒資格試験(イタリア語で「マトゥリタ Maturita'」)という全国試験があり、それに合格していることが前提になります。

(2)日本の東大やアメリカのハーバードのような「花形大学」はありません。

イタリアの大学はほとんどが公立・国立なので、「名前」ではなく希望学科で大学を選ぶのが普通です。(強いてあげれば、ミラノにボッコーニ経済大学という私学がありますが)

(3)学費は一律でなく、家庭の所得水準によって変わります。

判断基準の指数(=Indicatore di Situazione Economica Equivalente)次第では、通常の学費(約10~20万円/年)がほぼ免除になることもあるそうですよ~

(4)日本の大学で3月に行うような一斉卒業式はありません。

学位を取得した学生から「サミダレ状に」卒業していくため、卒業が決まると家族や親しい友人などで集まって内輪だけで祝う、というパターンが多いようです。
----------------------------------------------------------

いかがでしたか?個人的には、(3)の「学費所得スライド制」がマジ新鮮でビックリでした~なんか久々におっイタリアも捨てたもんじゃないジャン、みたいな感じで(笑)

関連記事:
イタリアでは「ドクター」の称号=輝ける(!)大卒(学部卒)の証

2013/02/05

イタリアでは「ドクター」の称号=輝ける(!)大卒(学部卒)の証


仕事柄、名刺交換の場に居合わせる機会が多いのですが、イタリア人の名刺を見ると、氏名の前に「DOTT.」とか「ING.」とかの肩書がついていることがよくあります。

こんな感じで・・・↓
「DOTT.」というのは、「Dottore(ドットーレ)」の略で、英語にすると「Dr.(ドクター)」。日本ではお医者さんや「院卒」の人くらいしか使えない、希少価値なイメージですよね。

でもイタリアでは、大学院に限らず、普通に大学を卒業した人(=学部卒)はなら誰でもこの肩書を使うことができます。

日本人的には「学部卒くらいでわざわざ称号?」ナンテ思いがちですが、そこには大学制度の大きな違いが背景に・・・

つまり、イタリアの大学は基本5年制で、最後の2年間は日本でいえばほぼ大学院のような高度な内容になるとのこと。

なので当然ながら試験や論文提出も厳しく、全過程を終えて卒業できる学生は、入学時よりずっと少ないという次第。

日本みたいに「入るのは大変、出るのはカンタン(?)」の真逆で、いわゆる「大卒率」がメチャクチャ低いワケですね。

また規定の5年間で卒業できるケースというのもほとんど無く、20代後半~30歳位の「学生さん」も珍しくありません。

(注:ただし2001年に大学制度が変わり、従来の5年制が3+2に分かれたため、今は最初の3年を修了しただけでも「大卒(ドットーレ)」の肩書が使えるそうです)

ナルホド確かにそこまで苦労して勝ち取った卒業資格なら、世間的にも一目置かれるということで、名刺に堂々と「Dott」と入れるというのもナットクがいきますよね。

でも個人的には、日本でありがちな「とりあえず大卒♪」の自分まで同じ「Dr.」の称号で呼ばれるのはどーにもコソバユく、いまだに毎回逃げ出したくなるんですが ^^;

あ、ちなみに冒頭に書いたもうひとつの肩書き「ING.」は、「Ingegnere(インジェニェーレ)=エンジニア」の略で、工学部など理工系の学部卒、という意味です。

2013/01/24

「ポケットコーヒー(Pocket Coffee)」 = お手軽イタリア土産のイチオシ! 「ロシェ」も「バッチチョコ」もいいけれど…

イタリアン・エスプレッソがトロ~リ♪

海外旅行に行くと、ほとんどのヒトにとって避けては通れない(?!)モノ、それは…オミヤゲ選びですよね。

とりわけ出張でいらっしゃる方は、「職場でバラマキ用」のオミヤゲにアタマを悩まされることが多いのでは?

イタリアでバラマキ用といえば「バッチチョコ」がダントツ王者だと思いますが、いつもそれじゃツマラナイし…
バッチチョコ(Baci)」 by Perugina

そこで今回は、現地のスーパーで手軽に買えて、実際日本でいつも大好評なお菓子をひとつ御紹介します↓

ポケットコーヒー(Pocket Coffee)」 by Ferrero

フェレロ社といえばイタリアでは最大手の菓子メーカー。空港でよく見かけるコチラの製品なども作っています↓
ロシェ(Rocher)」 by Ferrero

さてこの「Pocket Coffee」、イタリアでは何十年も前から販売されている定番製品。なので、基本どこのスーパーでも簡単に見つかります。

作りとしては、ダークチョコの中にトロ~っと濃厚なエスプレッソコーヒーが入っていて、チョコの甘みとエスプレッソの苦味が絶妙な組合せ。
なのでイタリアのお菓子には珍しく?甘すぎない味が日本人好み。「エスプレッソ入り」というのも日本じゃ珍しく、話題性もありますよね。

またフィリングが液体でデリケートなため、日本に正式輸入されておらず、本国イタリアでも「冬季限定」という希少性も高ポイント?

大きさも「おやつサイズ」の5個入りから18、32個まで多数、はたまたそれ以上入ったモノまであり、バラまく人数に応じてよりどりみどり。

パッケージも、余計な「上げ底」が無くシンプルな紙箱のみでコンパクト、トランク内でもラクラク収まってくれるのもなにげに助かります。

5個入りなら1.5ユーロ位のプチプラ、少人数のバラマキの時は一人1箱、あるいはもっと大人数の時は大箱をバラして配るのもよし♪

ナンテ個人的にもお気に入りなものでつい語ってしまいましたが、ホントにオススメなので、冬にイタリアにいらした際にはぜひお試しを!

2012/12/18

イタリアで電車移動の際に覚えておくとチョット便利な3つの単語

310' = 5時間越~!
最近はここまで壮絶な遅延はだいぶ減りましたが・・・

イタリアの電車(「Trenitalia(トレニタリア)」)といえば、一昔前までは「ボロい」「遅れる」「壊れる」といった、非効率の代名詞のようなシロモノでした。

が、この数年多くの車両が刷新、悪名高き「遅延」もずいぶん改善され、「ホ~レやればできるんじゃん!」なんてついタカをくくっていたのですが・・・

先日久しぶりに最新鋭の超高速鉄道「Alta Velocita'」以外の急行やローカル線に乗ったところ、これがモウ遅延、途中停車、故障のオンパレード~

まさに昔の悪夢が一挙にカムバック・・・といった感じで、ホンのチョットでも敵に気を許したコトを地団駄ふんで?悔やんだのでした(オオゲサ? ^^;)

要するに、上記の超高速鉄道は、国家の威信をかけた「キモ入りプロジェクト」なので、すべてに最優先で定時運行死守!モードなんですね。

でもその分、在来線はモロに犠牲になる⇒予算も手間も後回し⇒結果「古くてボロくて遅れる」体質は昔のまま何も変わらず・・・って図式です。

そんな次第で、今回のイタリア鉄道・悪夢のデジャブ体験(!?)をふまえて、イタリア国内で電車移動の御予定がある方向けに、「これだけは覚えておくとやっぱり便利(カモ)」というイタリア語の単語を3つ、写真など交えながら以下、御紹介してみたいと思います。↓

(1)Binario (発音「ビナーリオ」): 駅のホーム、「○○番線」



電車の出発時間が近くなると、駅の電光掲示板に入線ホームの番号が入るのですが、イタリアの場合、そこからさらに5分前とかの直前になって急きょホーム(「ビナーリオ」)が変更になることが結構あるんですね。

これって、特にスーツケースなどの大荷物を持ってる時は大変(イタリアの場合、駅のホームにはキホン階段しかありません)・・・しかも、一度なんて、直前で3回もホームが変わって、マジ「イジメかいっ!」って(笑)

そんな時は大抵イタリア語のアナウンスだけなので、周りの人たちがドッと移動するのについてくしかないのですが、とにかく電車が本当に入線してくるまでは気を抜かず、常に周りの乗客の動きを要チェック!です。

(2)Ritardo (発音「リタールド」): 遅延


とにかくこのコトバなくしてイタリア鉄道は語れません(^^;)駅に着いたら、まず何はなくとも上の「binario」と併せて、電光掲示板で最初にチェックする項目ですね。

ちなみに、電光掲示板ではそれぞれ「Binario(ホーム)」は「bin」、「Ritardo(遅延)」は「rit」と略した表示が多いです。まァ英語併記なので心配ないとは思いますが ^^

(3)Guasto (発音「グスト」): 故障


「急な故障で発車が遅れます」といったアナウンス以外に、駅構内や車内で何か壊れているモノがある時などによく使われるコトバです。

自動券売機、刻印機、電車のドア、車内のトイレ等々、とにかく「故障」の張り紙を目にしたら、サッサと他に移動するのが得策です(笑)

駅構内の壊れたキップ刻印機

丸ごとクーラーのきかない車両 (だったら連結するなよ、って ^^;)

(「Guasto」とは入ってませんが) 使えない車内トイレ

あ、ついでに「故障」を意味するコトバとして、もう一つよく目にするのが、

Fuori Servizio (発音「フオーリ・セルヴィツィオ」)。

英語でいう「Out of order」ですね。略して「F.S.」とだけ書かれることも。

ちなみに、旧イタリア国鉄のロゴがまさにF.S. (=Ferrovie dello Stato) 。なので、当時はよく「イタリア国鉄(F.S.)の名前は、いつも故障 (Fuori Servizio) 中だから」なんて皮肉られてましたっけ。言い得て妙・・・

2012/12/16

2015年ミラノ万博(Milano Expo) タイが出展契約書に正式署名、ミラノで調印式


クリスマス休暇まであと1週間、もうさすがに万博関連も大きな動きはないだろうな…と思ってたら、公式サイトにコソッと(?)こんなニュースが載ってました。↓
------------------------------------------------------------
「タイ王国と出展契約調印式」(2012/12/14付)

(以下記事抜粋)
タイの万博出展契約書正式署名にあたり、ミラノで調印式が執り行われた。

署名者は、タイ側が農業・協同組合省Chavalit Chookajor常任書記長、イタリア側は万博株式会社Giuseppe Sala社長。

タイはコメの世界的輸出国であり、2013年度は850万トンを見込む。

万博会場におけるタイ館の面積は、2947平米(=約893坪)。 【御参考までに】中国館は約4600平米(=約1400坪)(コチラの記事にて)、また日本館は4170平米(=約1263坪)のようです。

タイ側コメント:
「万博期間中は、タイ独自の食文化を紹介しつつ、世界における米の主要輸出国としての実績を生かし、万博テーマでもある『地球に食を、命にエネルギーを』与えるための持続可能な新方法を提案したい」

イタリア側コメント:
「タイには世界でも指折りのコメ生産国として、とりわけ『米クラスター』において歴史・文化両面から重要な役割を果たしてくれるだろう。と同時に、万博テーマ実現に関しても積極的な貢献を期待している」

元記事:
"La Thailandia firma il contratto di partecipazione a Expo Milano 2015"
------------------------------------------------------------

確かに「コメ」に関しては、タイも日本と同様に主食として長い伝統と豊かな食習慣を有する国ですよね。

実際、「米クラスター」の部分では、万博開催者側もアジア各国の貢献に大きな期待を寄せている様子。

またタイ側も、アユタヤ市が2020年万博の候補地になっているそうで、ミラノ万博にはそのアピールも兼ねて?相当力を入れてきそうな鼻息が伝わってきます(笑)

そんな中、タイに負けず劣らず世界中で「コメの国」として知られるニッポンも、ぜひ「米クラスター」では有益で印象的な展示をして、面目躍如といきたいとこですネ!

2012/12/15

2015年ミラノ万博(Milano Expo) ナイジェリアの出展表明で公式参加国は合計113に


開催まで868日=2年半を切りました

2015年開催のミラノ万博(Expo Milano 2015)。一時はやれ不正入札やら資金不足やらで騒がれたりもしましたが、このところパタッと話題に上ることもなくなり・・・

とフト気になって、試しに公式サイトをチラッとのぞいてみたところ、こんなニュースがありました。御覧の通りマイナーな話ですが、とりあえず最新状況というコトで。

---------------------------------------------------------------------
「ナイジェリアが出展正式表明、万博公式参加国(機関)は合計113に」 (2012/12/11付)

 (以下記事抜粋)
…今回のナイジェリアの出展表明を受け、万博開催まで2年半を切った現時点での正式参加国は合計113カ国。これは世界全人口の80%以上に相当する。

ナイジェリアの人口は1億2000万人。アフリカ大陸では2番目の経済規模を持つ。

また同大陸の農業政策に関して中心的役割を担っており、本万博のテーマ「地球に食を、生命にエネルギーを」の展開にあたり、活発な対話が期待される。…

元記事:
"Con la Nigeria sale a 113 il numero dei Partecipanti Ufficiali a Expo Milano 2015"
----------------------------------------------------------------------

それにしても、地球全人口の8割にあたる国々が参加表明してるというのは、スゴイことですね!・・・って、万博ほどの展覧会ともなれば、そんなのごくフツーのコトなのかもしれませんが ^^;

既にイタリアはクリスマスモード全開で、年内はもう目立った動きは無いでしょうけど、来年以降は開催に向けた具体的な準備状況など、より「前向きな」ニュースが増えることを楽しみ?に・・・

2012/12/14

イタリアも「冬のボーナス」シーズン到来、クリスマスムードに拍車(・・・か?!)



早いもので12月ももう半ば、カトリック国イタリアの最大イベントであるクリスマスまであと2週間を切り、街中が日に日にせわしなくなってくるのを肌で感じます。

ホントにイタリア人にとってクリスマスはちょうど私たち日本人にとってのお正月と同じくらい大切な日。なので、当日のお料理はモチロンのこと、家族や恋人のためのプレゼント選びはモウ、真剣そのもの。仕事なんて目じゃないレベルです(笑)

こういうウィンドーにピッタリ張り付いて・・・

さらに見栄っ張りなイタリア人のコト、不況で実入りが少なくても大事な人にはそれなりのプレゼントを、との思いも強いよう。でもそうなると当然出費がイタイ・・・と何かと物入りな今の時期、多くの人が心待ちにしているのが「冬のボーナス」です。

とはいえ、日本のボーナスみたいに「お給料○ヶ月分」なんてタップリもらえるモノではなく、基本はどの会社も1ヶ月分。要するに、会社側は1ヶ月分相当を「13ヶ月目」という名目で社員に支給することを法律で義務づけられているんだそうです。

加えて人によっては「夏のボーナス」時期に「14ヶ月目」も支給されるそうですが、これは法律上の義務はなく、あくまでも個別の労働契約ベース、ということで、当然この御時勢ではカットの会社が増えてるようです。。

でも日本では夏・冬問わず会社側にボーナス支給の「義務は無い」とのお話で、ヘタすればボーナスゼロの場合もあるコトを考えると、1ヶ月分だけでも確実にもらえるイタリアの方が手厚いといえるかもしれませんね。

ちなみに「1ヶ月分」ということで、以前の記事で取り上げた「イタリア人の平均月給」からも見当はつきますが、ネットで見つけた統計によると、今年の職種別「13ヶ月目」平均支給額は、以下の通りとのことでした。↓

ブルーカラー(専門工): 1227ユーロ
ホワイトカラー(一般事務職): 1379ユーロ
ホワイトカラー(中間管理職): 2529ユーロ

参考リソース:
"Detassazione tredicesime 2012 contro l’inflazione" (PMI.it)

ただし、今年はモンティ政権下の緊縮政策により新たに固定資産税が導入、その支払期限がちょうど今月の17日・・・ということで、せっかくの「13ヶ月目」も、そっちで消えてしまう分が多いようです。

そんなこともあり、今年のクリスマスはジュエリー・服飾などのゼイタク品よりも「食品・ワイン」や「ITグッズ」など、より実用的なモノを選ぶ人が急増中とか。さすがのイタリア人も「見栄より団子」? ^^;

関連記事:
イタリア人の月収って、どのくらい?

2012/12/09

イタリアの祝祭日 年ごとに日付が移動する「イースター(復活祭)」に御注意を・・・!

今年(2013年)のイースターは、3月31日です。

ひとつ前の記事で、「イタリアには都市ごとに『守護聖人の祝日』がバラバラ、なので全国カレンダーには載ってないため御注意を」と書きました。

でイタリアの祝祭日ネタついでにもうひとつ、今度は「カレンダーには載ってるけど、毎年日にちが移動する」祝日があります。それは何の日でしょう??

ハイ、「イースター(復活祭)」になります。イタリア語ではPasqua(パスクア)と呼ばれ、十字架にかけられて亡くなったキリストが復活したといわれる日です。

そんな次第でキリスト教徒にとってはクリスマスと同じくらい大切なイースター、チョットやっかい?なコトに、毎年日付が変わる「移動休日」となっています。

というのも「イースター=キリスト復活の日」の定義が月の満ち欠けに関連していて、「春分のあと最初の満月の次の日曜日」となっているからなんですね。

なので早い時は3月下旬から遅い時は4月中旬までひと月ほどの幅があり、その中で年によって日付が移動する、ということになるワケです。

この時期は春先で気候も良く、またイタリアの場合はイースターの翌日の月曜日も祝日となるため、前後の1週間位は連休を取る人が大勢

会社関連でも有給を取っていなくなる人が多くなるので、この時期イタリア出張をお考えの際は、ぜひ事前にイースターの祝日のチェックを!

ちなみに、向こう5年間(2013~2017)のイースター祝日は、以下の日付となります。よろしければ御参考までに・・・

2013年: 3月31日
2014年: 4月20日
2015年: 4月5日
2016年: 3月27日
2017年: 4月16日

関連記事:
イタリアの祝祭日 都市ごとに日付が違う「守護聖人の日」に御注意を・・・!

2012/12/07

イタリアの祝祭日 都市ごとに日付が違う「守護聖人の日」に御注意を・・・!


ドゥオモ広場にも恒例の「巨大」ツリーが登場、
でもこの御時勢で(?)今年はだいぶサイズダウンしたような…

今日12月7日。金曜日ということで、チマタ的にはバリバリ平日ですが、実はミラノ市だけは「祝日」です♪

翌8日も「国民の祝日」ということで、日曜夜までの3連休を満喫しようと、早くも昨日の午後~夕方にはかなりの人達がミラノを「逃げ出した」模様。

なので街中はいつもの週末に増して静か~!普段は大気汚染でサイアクといわれるミラノの空気も、少しはマシになったような錯覚を起こすほど^^

それではなぜイタリア中でミラノだけがお休みかなのかというと、毎年12月7日がミラノの守護聖人「アンブロージョ」の記念日だからなんですね。

カトリック国のイタリアでは、各都市ごとに、そこに何らかのゆかりがあって代々住民を守ってくれるといわれる「守護聖人」が決められています。

そして年に一度、その守護聖人に感謝する「聖人記念日」というのがあり、その日は、花火を上げたり屋台市場が立ったり等々、町中がお祭りムード一色に。

ミラノの場合は、毎年この日がオペラシーズン開幕の日と決まっていて、オペラ劇場のスカラ座は、世界中のオペラファンやドレスアップしたVIPで華やぎます。

そんな感じで、「聖人記念日」の日は、「イタリア全国的には平日だけど、対象となる都市だけは祝日」といった図式になる次第です。

その街にとっては大切な祝日なので、地元商店などは人出を見込んで開いていることが多いですが、会社関係はキホン臨時休業に・・・

なので、イタリアに仕事でいらっしゃる際は、いわゆる「国民の祝祭日」以外にも、訪問先都市の「守護聖人記念日」も念のためチェックされるコトをオススメします!

・・・って、まァその日に「ぶつかりそうな」時は、先方企業から案内があるかとは思いますが(^^;)御参考までに、イタリア主要都市の「守護聖人記念日」リストを以下。

4月25日 ヴェネツィア                               (聖マルコ)
6月24日 フィレンツェ、ジェノバ、トリノなど  (聖ジョバンニ)
6月29日 ローマ                                       (聖ピエトロ・パオロ)
9月19日 ナポリ                                       (聖ジェンナーロ)
10月4日 ボローニャ                                (聖ペトローニオ)
12月7日 ミラノ                                       (聖アンブロージオ)


2012/12/05

イタリアって、コンビニ・・・無いの??

↓日本ならどこに行ってもヨリドリミドリなんですが…↓

これも初めて日本からいらしたお客様によく訊かれる質問なのですが、その答は・・・「ハイ、キホン的にはありません、マル」

・・・とバサリと言われても、日本では空気のようにアタリマエなモノなのに「ななななぜだ!!」とナットクいかないですよね。

っていうか私も来た当初は同じリアクションでした(遠い目)。なのでその理由ですが、主に考えられるのは以下3点でしょうか。

(1)基本ニーズがない
要するに「これまで無しで生活できてきたんだから、別に今さら必要ないでしょ」という単純な理由ですね^^; わざわざ夜中に買出しに行かなくたって、昼間に済ませておけばいいじゃん…みたいな?

(2)治安がメチャ悪い
やっぱりコレが一番大きな理由だと思います。銀行や郵便局など、マジ日本の比じゃないくらい強盗事件が多いので、夜通し開けてるコンビニなんてもう「どうぞ襲ってください」といわんばかり(笑)

(3)組合が反対する
イタリアの場合、各業界ごとに組合がタテ割りになっていて、その発言力も強大。なので、「そんな時間外に社員を酷使して」とか「そんなアブナイ環境で働かせるなんて」など抵抗も大きいようです。

(4)夜勤レジ志願者が超少ない(多分)
イタリア人的にはやっぱり「夜は働かずに寝る(or自分の時間に使う)…というのが人間本来の姿!なのでいくら会社に言われたとしても、できることならやりたくない…」と思ってるコトが多い?

ただし(1)については、ミラノやローマなどの都会に限っていえば、必ずしも当てはまらない、というか、そういうニーズって実は結構あると思います。

タクシーやバスの運転手、病院勤務・道路清掃の人などなど、ちょっと考えただけでもイレギュラーな時間帯でシゴトをしている人がたくさんいますし。

また「モヴィーダ」と呼ばれる「夜遊び命!」な人達や夜中に到着する旅行者も多いですし、映画や劇がハネて外に出れば大抵0時前後になってますし。

それでもコンビニが一向に普及しないのは、やっぱり(2)の治安の悪さがネックでしょうね~なんてったってミラノは治安度全国ワースト2位ですから…↓

関連記事:
ミラノを数字で見てみると・・・? 2012年度版イタリア全国「生活の質」調査の結果から

ということで、イタリアでは数十年前の日本に戻ったつもりで(!?)お水やスナックなど、夜ほしくなりそうなモノは極力昼間に仕入れておくのが得策かと^^

ちなみに、ミラノ市内のスーパーの場合、最近は夜9時くらいまで開いている所が多いので、夕方アポ先からホテルに戻った後でも十分間に合いますよ。

(って日本じゃそんなの昔からアタリマエですが、イタリアではつい数年前までほとんどのスーパーが平日は19:30まで、日祝は完全定休だったんです~)

2012/12/03

ミラノの治安って、どの程度? 旅行者として最低限の注意点は…?

ミラノ中央駅構内。全旅行者の「鬼門」です(笑)

先回の記事「ミラノを数字で見てみると?」で、ミラノの場合、イタリア全107県の中でもとりわけ治安に関する数字が悪い…と書きました。

この調査では、治安に関して「空き巣」「強盗」「自動車盗難」「スリ・引ったくり」などの項目があり、ミラノはそのどれもが良くない、と・・・

中でも日本から来られる方の関心事?は「スリ・引ったくり」になるかと思いますが、残念ながら実際その類の被害はやはり多いです。

特にここ数年は外国からの不法移民が増える一方(アルバニア、ルーマニアなど)なので、むしろ状況は年々悪化している感じです。

ただ、不幸中の幸い?なのは、「いきなりピストルやナイフを突きつけられて」といった強硬手段で襲われるパターンは、これまで聞いてる限りではまだあまり無さそうなので、とりあえず「自分さえシッカリ気を引き締めていれば、基本的には被害を避けられる」ことですね。

自衛策としては、月並みかもしれませんが「大事な荷物は何があってもゼッタイ体から離さない」コト!!これは空港、駅、電車やバス・地下鉄の車内などはモチロンのこと、レストランやブティックの試着室、ホテルのフロントロビー(チェックイン・アウト時)なども同じです。

街中を歩く時も、「いかにも」なビジネスバッグは極力ホテルに置いておき、貴重品はできれば「シークレットポーチ」のようなモノで身に着けておくこと。男性に多い「ズボンのお尻ポケット」は、意外にも「知らぬ間に抜かれてた」話を結構聞くので、やめたおかれた方が安心かと…

あとは、知らない人から何か話しかけられても、基本ゼッタイ相手にしないコト!!空港なら白タク、乗り物の中ならスリや物乞い、あたりが相場ですので。あと街中で「後ろにスプレーついてますよ」とか、小さな子供も油断禁物。大抵がジプシーの盗み実行部隊ですから。

ジプシーといえば、ミラノはそこまで多くないんですが、やっぱり観光客の集まるドゥオモ近辺には出没します。子供や赤ちゃんを抱いた女性がワラワラと寄ってくるので、この時ばかりは「優しい日本人」を忘れて蹴散らす(笑)か、全力でその場を抜け出すのが身のためです^^;

2012/11/30

ミラノを数字で見てみると・・・? 2012年度版イタリア全国「生活の質」調査の結果から


ひとつ前の記事で、2012年度版「イタリア全国『住みやすさ』調査」の結果をもとに、特に面白そうな項目についてミラノの順位を抜き出してみました。

今回は、それぞれの項目について、具体的なデータをダダッと並べてみたいと思います。(「数字を知りたい」というお客様のリクエストが多いので ^^)

【ランキング上位の項目=良い面】
・一人当りGDP:                35,331ユーロ (1位/107県中)
・平均貯蓄額:                   35,800ユーロ (1位/同)
・平均年金受給額:            1,092ユーロ/月 (1位/同)
・高速ネット回線カバー率: 97% (1位/同)

【ランキング下位の項目=ダメな面】
・空巣件数:                        415件/10万人 (79位/同)
・詐欺被害件数:                 191件/10万人 (85位/同)
・離婚件数:                        75件/10万人 (95位/同)
・若年(25-30歳)大卒者数: 53人/若年10万人 (97位/同)
・飲食店軒数:                     433軒10万人 (99位/同)
・自動車盗難件数:              349件/10万人 (101位/同)
・強盗・スリ・ひったくり件数: 693件/10万人 (105位/同)
・人口密度:                        1,997人/平米  (106位/同)
・平均不動産価格:              4,850ユーロ/平米 (106位/同)

ちなみに、最後の「不動産価格」というのは、基本的に「アパート購入価格」という理解でいいようです。

以上、おヒマな折にでも?御覧いただければと・・・まーそれにしても治安関連の数字のヒドいコト(-_-;)

関連記事:
2012年度版イタリア全国「生活の質」調査結果が発表、ミラノのランキングは・・・?

2012/11/29

2012年度版イタリア全国「生活の質」調査結果が発表、ミラノのランキングは・・・?


「経済水準は最高、でも人々はあまり幸せでない。効率的で近代的、でも治安はサイアク」・・・これが「生活の質」に関する最新調査の結果、ミラノに下された評価を地元新聞がヒトコトでまとめた見出しです。

毎年、イタリア版日経新聞(=経済専門日刊紙)「Sole24ore」が今の時期に発表するこの調査。大きく分けて以下6つの項目に関して様々な統計データを掛け合わせ、イタリア全107県の順位を決めています。

(1)経済水準 (2)環境、健康 (3)ビジネス、仕事 (4)治安 (5)人口 (6)余暇

でまず「総合点」から見ると、ミラノ県の評価は全107県中17位。まーこんなモンかな、って感じ?でも一応、イタリアで「大都市圏」といわれる中ではこれでもトップなんだそうです。(よーするに上位県はほとんどが地方都市)

実際の調査結果では上記6項目を更に細かい指標に分けて採点してるのですが、全部あげていくとキリがないので(そこまで興味のあるヒトもいないと思うので^^)、個人的に面白いナと思ったモノを以下、抜き出してみました。

【ミラノの良かった点】
・経済力(「一人当りGDP」「平均貯蓄額」「平均年金受給額」すべて堂々の1位!)
・近代性(「高速通信網整備率」「医療サービス充実度」など)

経済力の部分はマア大方の予想通り、って感じですね。ただし、生活水準が高い分、当然?物価(とりわけ不動産価格)も全国ダントツの高さなんですが・・・

【ミラノのダメダメな点】
・「人口密度」(106位=ビリのナポリに次いで「混み合って」いる)
・「大卒者数」(97位=若者が勉強したがらない)
・「離婚件数」(95位=崩壊家庭多数)
・余暇事情(「書店数」「劇・音楽公演件数」「飲食店密度」「観光」など低評価多数)
・治安 (「自動車盗難」「ひったくり、強盗」、後者は107県中105位!=「あの」ナポリより危険、って…)

まー「ダメな点」の方もウスウスわかってはいましたが、とりわけ「治安」については、ここまで悪い数字を突きつけられるとさすがにちょっとショックでした・・・

あ、最後に、本調査の総合評価ベスト3&ワースト3は以下の通りです。案の定?ここでもイタリア特有の「南北格差」がミゴトなまでに出ちゃうという結果で。↓

【ベスト3=最も生活しやすい県】
1位:ボローニャ 2位:シエナ 3位:トレント(=すべて中北部)

【ワースト3=最も生活しにくい県】
107位:ターラント 106位:ブリンディジ 105位:カルタニセッタ (=すべて最南部)

以上、2012年度版・イタリア全国「生活の質」調査の結果でした。

参考リソース:"Qualita' della vita 2012 - La classifica del Sole 24 Ore"

2012/11/26

2015年ミラノ万博 中国正式参加「ようやく」決定の舞台裏にはアノ人が・・・!?


ハイ、この方です・・・

ひとつ前の記事で、「2015年ミラノ・エキスポへの中国出展が正式決定」というニュースについて書きました。

とはいえ、既に100カ国以上がとっくに出展表明を済ませている中、大国である中国がなんで今頃・・・?と、ちょっとフシギな感じがして、早速ネットでチェック。

すると案の定?こんな記事を発見。ナルホドこれだけ正式決定が遅れた背景には、やっぱりこんな「裏事情」があったワケですね~ということで、以下引用を・・・

【引用1】
”2015年にイタリア北部のミラノ市で開催予定の万国博覧会(万博)が窮地に陥っている。運営会社への出資金の10%を負担するはずだったミラノ県が財政難から事実上の撤退を表明したためだ。

さらにミラノ市がダライ・ラマ14世を名誉市民にすることに反発した中国政府が出展拒否の構えを見せ「泣きっ面に蜂」の様相となっている。・・・”

引用元:
日経電子版 「ミラノ万博、開催窮地 財政難で県が撤退表明」(2012/6/25)

【引用2】
”イタリア北部ミラノ市が21日、インドに亡命したチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世に名誉市民の称号を授与する計画を中止することを決めた。中国側から圧力を受けたためという。

同紙によると、ミラノ市は26日に市を訪問するダライ・ラマに名誉市民称号を授与する予定だったが、中国の駐イタリア大使からピサピア市長宛てに、計画を受けてミラノとの関係を3年間停止するとの警告の手紙が届いた。

ミラノでは2015年に万博開催が予定されており、市長は中国が万博に参加しないことを示唆したと受け取り、中止を決めた。”

引用元:
47NEWS 「ダライ・ラマ、名誉市民授与中止 中国圧力でミラノ市」(2012/6/22)

まー確かに自国経済は落ち込みの一途、県からも出資を断られてただでさえ資金繰りがキビシイ中、人口13億の大国・中国から万博出展を断られたりした日にはモウ訪問者数的にも経済効果的にも大打撃なのは明らか。

そんな万博成功がかかった重大危機の前には、ダライ・ラマ14世への名誉市民称号もアッサリ撤回されちゃった、っていうのはカナーリ情けない気もしますが、いかんせん背に腹は替えられなかった、ってコトなんでしょうね。

それにしても、圧倒的な経済力をカタに相手の決定をもアッサリ曲げさせ、ついでに会場内「センター」までゲットしちゃう中国って、いったい・・・

でも「名誉市民称号」をドタンバで撤回したかわりに「ミラノの印鑑」なるモノでうまいこと取り繕っちゃったミラノ市も、実は結構イイ勝負?(笑)

関連記事:
2015年ミラノ万博、中国の正式参加決定で各国招致促進と経済効果に期待?!

2012/11/24

2015年ミラノ万博 中国の正式参加決定で各国招致促進と経済効果に期待?!


双方のアツ~イ鼻息が・・・

2015年に開催予定のミラノ万博(Milano Expo 2015)。

開幕まであと3年を切ったというのに、チマタ的にはほとんど話題になってない(=コレといった進展がない^^;)のですが、先日珍しく新聞のスミッコにニュース記事を発見。

内容は、中国がミラノ万博への出展を正式に決定、その調印式がローマで行われた・・・というモノ。もうとっくに決定済みかと思っていたのでチョット意外ではありました。

ま、とにかく日本の出展とは関係の無い話ですので、御興味のない方は一番下の「まとめ(?)」までサッサとワープしていただければと・・・(笑)それでは以下、要約を。↓

-----------------------------------------------------------

2012年11月20日、ローマ外務省に於いて、中伊当局関係者立会いのもと、中国側が2015年ミラノ万博出展契約書に署名した。これにより、中国の万博参加が正式に決定したことになる。

中国パビリオンは、万博会場内のほぼ中心、「子供公園」すぐ横という極めて戦略的な位置に場所を与えられた。その面積は約4600平米におよび、万博参加国の中で2番目の広さとなる。

ちょうど図面真ん中の赤色部分=まさに万博会場の「センターポジション」!!↓


両国は今後、ミラノ万博成功に向けて連携を強化し、(1)万博開催期間中の中国人ビジター数100万人達成(2)両国間の貿易・産業交流・相互投資の飛躍的増大を目指す。

より具体的には、両国間の貿易総額について、現在(2011年度)の540億ドル(ちなみに前年比で+10.6%)を、2016年までには更に1000億ドルまで伸ばすことを目標としている。

イタリア側コメント(Giuseppe Sala ミラノ万博運営会社社長):

「中国は万博成功の鍵を握る重要な国。万博を通じて、中伊各企業間の交流を促進し、両国間の貿易関係をこれまで以上に強化したい。と同時に、今回の中国正式参加表明を弾みに、万博参加国数を現在の108カ国から最終的には130カ国まで伸ばしたい

イタリア側コメント(Marta Dassu' 外務次官):

「イタリアにとって、中国は極めて戦略的なパートナー。ミラノ万博が、中国にとってイタリアおよび欧州諸国に対して自国をより協力にアピールする機会となること、またそれによって、両国間の産業交流・相互投資が促進され、大勢の中国人が万博を訪れてくれることを願っている」

中国側コメント(Wang Jinzhen 中国館総責任者):

「ミラノ万博を通じて、開催国であるイタリアおよび参加各国と、特に農業・食分野における協力を推進したい。また先回の万博開催国として、ミラノ万博成功にむけてイタリアに最大限の協力をし、両国間の友好関係や貿易面での協力体制の更なる強化を図りたい」

中国側コメント(Ding Wei 駐伊中国大使):

「中国政府は、万博を通じて中伊関係が更なる発展を遂げるべく、積極的に参加する意向である。今後3年間で、中国はその経済力をさらに拡大し、より多くの中国ブランドが万博に参加できるようになると考えている。ミラノ万博が大きな成功を収めることを確信している」

参考リソース:
-"La Cina firma il contratto di partecipazione a Expo Milano 2015"
-"Expo 2015, anche la Cina tra i 108 Paesi dell'Esposizione di Milano"

----------------------------------------------------------

長くなってしまいましたが、以上です。ちなみに最後の双方コメント部分をかなり乱暴な?解釈でまとめてみると、こんな感じ?でしょうか・・・↓

イタリア側:
「もうこれ以上ない特等席をあげたんだから、その分ガンバって中国企業や万博訪問客をバンバン呼び込んで、イタリア経済にも万博にもタップリお金を落としてよね!!」

中国側:
「万博は、昨今停滞気味の対イタリア・対欧経済のテコ入れ&世界に向けて圧倒的なチャイナパワーを誇示する絶好のチャンス。とくと利用させてもらいまっせーフッフッフ」

てな感じで、双方のタダならぬ鼻息がビシビシ伝わってきますね~と同時に、「やっぱり最近は日本の存在感が薄れてきてるのかなあ…」ナンテ一抹の寂しさが。

マア経済面では現実「イケイケGo! Go!」の中国と比べたら仕方ないとしても、文化・技術などその他多くの分野ではまだまだ日本の強みもイッパイありますよね。

とりわけ今回のミラノ万博のテーマは「食」ということですし、日本が世界に誇れる食文化の奥深さなど、ぜひぜひ積極アピールしてホシイ!と影ながらエールを ^^

関連記事:
ミラノ万博(2015 MILANO EXPO)、テーマは「食」、はいいけれど…

2012/11/22

ホテルに預けたパスポート・「取り返し」のタイミング (昼間到着編)

ひとつ前の記事で、「夜遅くホテルにチェックインして、そのままパスポートを預けさせられた時は、翌朝フロントに寄って返してもらうといいですよー」と書きました。

これは、夜だと宿泊登録の作業ができる人がいなかったりして仕方がないから、ということだったんですが、もし夜遅くではなく、昼間~夕方の到着の際は、なるべくすぐに返してもらうことをオススメします。

イメージ的には、「チェックインを済ませて部屋に行って荷物を置いて、ついでに部屋の備品や水周りなどをひと通りチェックして、10~15分後くらいにフロントに戻って返してもらう」といった感じですね。

それかもしも「イヤ部屋に入ったらもう出かけるつもりもないし、疲れているから後で下に降りていくのもメンドーだ」という場合は、チェックイン時にすぐパスポートのコピーを取るように頼んでその場で返してもらう、というテもあります。

何を隠そう、私自身チェックイン後「どーせもー出かけないし」とIDカードをフロントに預けっぱなしにして、翌朝は出発のドタバタで返してもらうのをミゴトに忘れ、後からホテルに頼んで郵送してもらった…という「トラウマ」がありまして^^;

そんなトホホな体験をふまえて言わせていただければ、パスポートについては、到着直後で疲れていても、2~3分余計に待たされても、なるべくその場ですぐコピーを取って返してもらった方がより安全確実?かとは思います、ハイ。

あ、ちなみに「コピーお願いします」をイタリア語で言うと、

Fotocopia, per favore (フォトコーピア ペル ファヴォーレ)」

となります。ま、単に「コピープリーズ」でも全然モンダイないハズですが(笑)、このシチュエーション以外にも、訪問先の会社で急にコピーをお願いしなきゃいけない際とか、まァ、覚えておいて損はないかな?ということで、御参考までに…

2012/11/20

イタリアではホテル・チェックイン時にパスポート没収?!


先日「初めてイタリア出張にいらした」というお客様から、お会いして開口一番こんなことを訊かれました↓

「イヤー、昨日の夜ホテルに入ったんですが、チェックインの時にいきなりパスポートを出させられて、そのまま『没収』されちゃったんですよ。なんか心配になっちゃったんですけど、大丈夫ですかねえ・・・?」

ウーン確かに不安ですよね。パスポートって、外国では命の次に大事な貴重品ですから・・・でお答は…↓

ハイ(基本的には)大丈夫です。これはイタリアの場合、全宿泊者の記録(パスポートなどのID番号も含めて)を警察に提出することが法律で義務づけられているからで、決してアヤシイ人物と思われたからとかではありません^^

この決まりはイタリア人・外国人にかかわらず一律なんですが、イタリア人の場合は国が発行するIDカードを携帯しているのでそちらを、日本人のような外国人の場合はパスポートを身分証明として提示を求められることになる次第です。

ホテル側は預かったパスポートの番号や有効期限を書き写すだけなので、実際は5分もあればできてしまう作業なんですが、他の用事をしていてすぐにできない等々で「とりあえず」預かる形にしてしまう、というのが実際よくあるパターンで。

特に上のお客様のように夜遅く(23:00ごろ以降)チェックインすると、フロントにも夜勤専門の「留守番」的な人しかいないことが多く(特に地方都市やビジネスホテル)、結果的に翌朝メインのスタッフの人が交代で来るまでパスポートを預かられることになってしまうんですね。

まあ夜の間はコチラも身分証明を使うことはフツー無いでしょうから(笑)、そのままフロントに預けて、翌朝朝食などで降りてきた時(8時過ぎなら昼勤のスタッフに代わってるハズなので)、あるいは朝ホテルを出る前に忘れず返してもらう、というのがスムーズかと思います。

いずれにしても、チェックイン早々パスポートを「取り上げられる」のは、そんな理由ですので、御心配なく。

…と、そんな私の話を聞いたとあるお客様、「そっかー、でも泊まるたびに本名から身分証明までチェックされるなんて、なんか大変だねえ~」とヒトコト。

でそれをイタリア人に訳して伝えると、「ま、でもふたつ別々の部屋を取るとかすれば、ネ?」…って、あのー「大変」の意味、早トチリしてません?^^;