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2012/11/26

2015年ミラノ万博 中国正式参加「ようやく」決定の舞台裏にはアノ人が・・・!?


ハイ、この方です・・・

ひとつ前の記事で、「2015年ミラノ・エキスポへの中国出展が正式決定」というニュースについて書きました。

とはいえ、既に100カ国以上がとっくに出展表明を済ませている中、大国である中国がなんで今頃・・・?と、ちょっとフシギな感じがして、早速ネットでチェック。

すると案の定?こんな記事を発見。ナルホドこれだけ正式決定が遅れた背景には、やっぱりこんな「裏事情」があったワケですね~ということで、以下引用を・・・

【引用1】
”2015年にイタリア北部のミラノ市で開催予定の万国博覧会(万博)が窮地に陥っている。運営会社への出資金の10%を負担するはずだったミラノ県が財政難から事実上の撤退を表明したためだ。

さらにミラノ市がダライ・ラマ14世を名誉市民にすることに反発した中国政府が出展拒否の構えを見せ「泣きっ面に蜂」の様相となっている。・・・”

引用元:
日経電子版 「ミラノ万博、開催窮地 財政難で県が撤退表明」(2012/6/25)

【引用2】
”イタリア北部ミラノ市が21日、インドに亡命したチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世に名誉市民の称号を授与する計画を中止することを決めた。中国側から圧力を受けたためという。

同紙によると、ミラノ市は26日に市を訪問するダライ・ラマに名誉市民称号を授与する予定だったが、中国の駐イタリア大使からピサピア市長宛てに、計画を受けてミラノとの関係を3年間停止するとの警告の手紙が届いた。

ミラノでは2015年に万博開催が予定されており、市長は中国が万博に参加しないことを示唆したと受け取り、中止を決めた。”

引用元:
47NEWS 「ダライ・ラマ、名誉市民授与中止 中国圧力でミラノ市」(2012/6/22)

まー確かに自国経済は落ち込みの一途、県からも出資を断られてただでさえ資金繰りがキビシイ中、人口13億の大国・中国から万博出展を断られたりした日にはモウ訪問者数的にも経済効果的にも大打撃なのは明らか。

そんな万博成功がかかった重大危機の前には、ダライ・ラマ14世への名誉市民称号もアッサリ撤回されちゃった、っていうのはカナーリ情けない気もしますが、いかんせん背に腹は替えられなかった、ってコトなんでしょうね。

それにしても、圧倒的な経済力をカタに相手の決定をもアッサリ曲げさせ、ついでに会場内「センター」までゲットしちゃう中国って、いったい・・・

でも「名誉市民称号」をドタンバで撤回したかわりに「ミラノの印鑑」なるモノでうまいこと取り繕っちゃったミラノ市も、実は結構イイ勝負?(笑)

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